【体験者が語る】ブラック企業あるあるを紹介

仕事

ブラック企業。

ここ数年で広まった言葉ですが、すっかり言葉として定着した印象です。

多かれ少なかれ自分の働いている会社が、ブラックだと感じる瞬間があるのではないでしょうか。

現在は転職しましたは、私の以前勤めていた会社はかなりブラック色の強い会社でした。

そんな経験者の私がブラック企業あるあるを紹介していきます。

そもそもブラック企業って何?

ブラック企業(ブラックきぎょう)(和製英語で造語。英語ではSweatshopと表記)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、企業舎弟を指す。最近になって意味が変わり、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」[1]今野晴貴による定義)[1]を指す。「従業員の人権を踏みにじるような全ての行為を認識しつつも適切な対応をせずに放置している企業」との指摘もある[2]。対義語はホワイト企業

wikipedia.

今回もウィキペディアで情報を調べてみました。

調べて初めて知りましたが昔からある言葉で、最近意味が変わったようですね。

ざっくり人材を使い潰し、成長していく企業といったところでしょうか。

体験者が語るブラック企業あるある

これは私が新卒から5年ほど務めていた会社の話です。

最初はそんなに残業もなく、比較的ホワイトな部類に入る会社でした。

ですが少しずつ変わってしまい、後半は人が辞めまくるなかなかのブラック具合を発揮していきました。

ここからはそんな私が、実際に体験した話の紹介です。

残業祭り

皆さん平日は仕事があろうがなかろうが終電まで残り、土曜も出社しろと言われたらどう思いますか?

これは実際にあった話です。

今思い返すと怖いですね…。

比較的忙しい業種ではありましたが、それでも毎日終電まで残ったり土曜出社するほどではありませんでした。

平日と土曜は予定も入れられず、プライベートもほとんどない状態。

20代前半の貴重な時間これは病みますね…。

安心の安月給

最初にも記載しましたが、私はこの会社に5年務めた上で転職活動を行っています。

あまり業界を絞らず、今の給料より下がらないを基準に活動を行っていました。

結果10社以上面接しましたが、1社も現在の給料を下回る会社はありません

別業界のため、知識や経験がないのにも関わらず。

極めつけは面接した不動産会社で言われた一言です。

この金額だったら手当入れれば新卒でも越えますよ

私の5年間は何だったのでしょうか…。

気に入られることが重要

社長、役員のお気に入り社員が明確に分かれています

気に入られないと、扱いもよくありませんでした。

逆に気に入られると出世なども早いです。

なかには何をしているのかもわからないが、なぜか部長といった社員も存在していました。

個人的に面白かったのが、社員旅行での班分けです。

泊まりでの旅行のため前半組と後半組に分かれて行く形ですが、以下の組分けだったときは流石に笑ってしまいました。

  • 前半組 → お気に入り社員
  • 後半組 → その他

気に入られた社員は朝まで飲みに付合わされたり、それはそれで大変そうではありましたが…。

ちなみに私は気に入られていない社員でした。

最終出社日に社長へ挨拶に行ったところ、無視されたのは今では良い思い出です。

飲み会では愚痴のオンパレード

社員同士で行く飲みの席では、会社に対する愚痴のオンパレード。

これもブラック企業あるあるの1つではないでしょうか。

記載した通り拘束時間が長いためあまり飲みにもいけませんが、行けた日には数時間愚痴を言い続けることもザラでした。

今考えればそんなに文句があるなら、何故さっさと辞めなかったのか不思議でなりません。

退職したい旨と伝えると、その場で給料が数十万アップ

これはあまりブラック企業あるあるではないかもしれません。

ただ個人的にかなり引いたので紹介します。

私が退職したい旨を上司に伝えたあと、役員と面談を行いました。

退職の理由は様々ですが、わかりやすいところで給料面の話をした時です。

詳しい金額は忘れてしまいましたが、その場で年俸30〜50万アップの提示をされました。

もしかすると普通は嬉しく感じるのかもしれません。

私の場合逆にそんなに簡単に上げられるのに、なぜ辞めると言うまで出し渋っていたのかと怒りを覚えました。

ブラック企業に捕まらないためには

今は無事転職することができ、別の会社に務めています。

ホワイトかと言ったそうでもない部分もありますが、紹介したあるあるのようなことはありません。

ブラック企業に務めると精神も時間も消費しますので、入社前に見抜く力が必要になります。

ですがあまりにもわかりやすい会社以外、正直一般人で見抜くのはかなり難しいのではないでしょうか。

そんなときこれは私の例になりますが、転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職の際、3社ほどエージェントを利用しましたが内部事情にも詳しく、気になった点を質問することができました。

結局は知人の務めてる会社を紹介してもらい入社しましたが、もしこれから転職を考えている方がまず登録してみてはいかがでしょうか。

特に飲みの席などで、会社の愚痴ばかり出てしまう方は末期です。

この状態は健全ではないと思いますので、早めに転職することをおすすめします。

完全に見抜くことは難しいですが、1人でも多くの人がこういった被害に合わないよう祈っています。

ご拝読ありがとうございました。

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